ホノカアボーイ
というわけで、最初の本のレビューは、先ほど読み終わった本、「ホノカアボーイ」です。
- 作者: 吉田玲雄
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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これが映画になったのってちょうど一年前だったような気がする。
当時は、ラジオで一ヶ月ぐらい、ホノカアボーイの宣伝の番組やってたな。
映画で(多分)ビーさんの役をやっている倍賞千恵子がナレーターで、淡々とハワイの情景やお話を物語っていく。
ただ、この映画の背景とかを知らなかった私には、よく意味がわからなかったんだけどね。
特に、価値観とかわかんなかったから、「めっちゃ軽いカップルの話なのか?!」とか思ってたw
今考えると、ホノカアを背景にした、毎晩異なるショートストーリーを倍賞千恵子がナレーションしてただけみたいだけどw
この本読んでからあの番組を聴くとまた違うだろうな。
さて、本題に入りたいわけですが。(微妙に上手いこといってみるw)
まぁいい本ですよ。
半分、自伝ですよね。
簡単にいうと、 三ヶ月間、ホノカアというハワイ諸島の島の町で生活するのです。
うらやましいよね。
大学院を三ヶ月休学してホノカアで暮らす、なんて、私にとっても夢のような生活だもん。
恋をして、自分のやりたい映画館で仕事して、のんびりした人々に囲まれて、ビーさんにご飯つくってもらって笑
都会で暮らしていると、一日一日がとっても早い。
だから、時々田舎にいくと、
「あれ、まだ3時?」とか思ったりする。
ホノカアボーイを読んでいると、その感じを思い出す。
海を泳いでかえってきても「あれ、まだお昼か」みたいな。
そういう暮らし、いいよね。
でもさ、途中で「あれ?おかしい・・・」と思い始めた。
まぁそれは正しいんだけど。
最後にビーさんが「お金なんかなくていい、愛が大事だよ」って言っててそこには本当に激しく同意なんですけど。
この「吉田」さんに言われたくない。
だって、この「吉田」さんは、「吉田カバン=ポーター」の吉田さんなんだもん。
金持ちじゃーン!
(まー、それはこの本を読んでいればなんとなく気付くんだけど)
お前にいわれたくねーよ!
ホノカアで出会った人達が素晴らしいのに、この「吉田 玲雄」さんは、素敵とは思えなかった・・・
イケメンだよ。確かに。コム デ ギャルソンのパリコレのモデルやるぐらいだし。
ママは外人だしね。
まーいつもの「同じハーフなのに・・・」っていうのも確かにあるが、
それ以上に、やっぱり「コネ」なんじゃん!っていうのがムカつくよね。
まーわたしもそういう行動力を持てばいいだけの話じゃん、っていわれると、もうなんもいえないっす。