社会科学のリサーチ・デザイン
- 作者: G.キング,R.O.コヘイン,S.ヴァーバ,真渕勝
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2004/01
- メディア: 単行本
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社会科学をする人がもつべき心構えを説いている本。
自分がなす「研究」がどういうものなのか、うまくイメージがつかない場合などには非常にオススメ。
但し、「研究」をすごーく理論づけた本で、時々ちょっと極端なので(そうじゃなきゃ理論にならないんだろうけど)、現実に当てはめて考えるとちょっと難しい。
題名の通り、「リサーチ・デザイン」をする時に用いると、きっと最大限に生かせるんだろう。
ついでに、これは「現実問題から」研究に入る人にお勧めということなんだが、そういう、ちょっとジャーナリスティックな人は、本当に、「研究」の上での注意点や自分の思い違いが正されて、より客観的な研究を行うことができるようになるでしょう。
もちろん、もっと理論りろんした人も読んでもいいと思うけど、きっとそういう人にしてみれば「そんなことは知ってるよ、だから?」となってしまうおそれも・・・