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レビューを書いて文章力をあげたいという甘い考えの産物です。

アンチクリスト

ニーチェ全集〈14〉偶像の黄昏 反キリスト者 (ちくま学芸文庫)

ニーチェ全集〈14〉偶像の黄昏 反キリスト者 (ちくま学芸文庫)

最近は、「超訳」もたくさんでているニーチェに挑戦してみた、ちゃなさん。
私は、普通の訳を読んだのですが、超訳を読んでもいいかもしれません。
ただ、読んだ人の感想ですが、超訳だけに、「超訳ってさすがに、読む人のウケを狙ってちょっと大げさに書いてるよね」と思って、普通の訳のものをよんで、「やっぱニーチェって言葉遣い、激しいかも・・・」と思う可能性大。
普通のものも、特段読みにくいとは感じませんでした(ニーチェの文章って、結構ジャーナリスティックだよね)。

ニーチェの主張はとっても単純。
「いわゆる『キリスト教』は、本来の「キリストの教え」とは違う道を歩んでいる!」ということなんです。
そして、それは当時の(そして実は今も)教会や世間に対する、痛切な批判となっていたのです。