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This is the day

レビューを書いて文章力をあげたいという甘い考えの産物です。

神話と意味

神話と意味 (みすずライブラリー)

神話と意味 (みすずライブラリー)

ありきたりですが、レヴィ=ストロースって、すごいな、って思います。
敢えていうと、なんか深読みしすぎな気もしますが、
でも、説得されるってことは、やっぱり、その通りなのかも。

短い本だし、とっても読みやすいので、とりあえず読んで欲しいのですが、
私が一番気になったのは、やっぱり神話と音楽かな。
神話が表舞台から消えたと同時に、音楽のなかに神話の形式が取り込まれたという話。
ワグナーやフーガが例にあげられてて、とっても面白かった。
歴史や科学に関しても、神話との類似性や、神話との関係が取り上げられていて面白い。
さらに、「そもそも神話とかよくわからん!」という人にオススメなのが「兎唇と双生児(第三章)」というわけで、かなり盛りだくさん。

神話との類似性というのが1つのキーワードになっているようにも感じるけど、類似している点をみつけることで比較ができるようになるため、実は「違い」がよりわかりやすくなっているともいえると思います。

レヴィ=ストロースってきくと「近親相姦」な人(というか、私はそのイメージだった。まぁ、今もだけどw)も、「え、なんでレヴィ=ストロースが近親相姦なの!」って人も、はたまた「え、レヴィ=ストロースと『リーバイス』って親戚!?え、これ同じ名字なの!?」という人も、是非導入に手にとってほしいです。