This is the day

レビューを書いて文章力をあげたいという甘い考えの産物です。

入社一年目の教科書

「クリスマスの起源」をせっかく清書しなおしたのに、なぜか古いバージョンでアップされてて、なんかやだけどもうしょうがないというかやけくそ。笑

ちょっと日記も書いちゃうw

仕事は楽しいけど、やっぱり「一年目の最初の二ヶ月」という独特のプレッシャーがあるんですよね。
だから、チャンスを逃しては掴み、掴んでは逃すの繰り返し。
そして、自分に言い訳も繰り返してるんですよね…。かっこわるいな、自分。
でも、失敗しないと次にがんばれない非効率な性格なので、繰り返すしかない。
昨日まではずーっと落ち込んでたけど、「おかげさまで」吹っ切れたので。笑

というわけでこの一冊をご紹介ー♪

入社1年目の教科書

入社1年目の教科書

先輩にお勧めされた一冊。
思った以上には収穫があったかな、と思います。
一応、意外に励まされるんです。
多分、新人が悩んでる部分を的確に指摘しているから。
なので、そもそも「私だけじゃないんだ!」と思えるだけでもう万歳。

ただ、なにせまだ30代の「成功者」が書いてるので、浅いのなんの。
『なんの為に“成功”したいのか』『ってかそもそも“成功”ってなんだ」という部分の考察が甘すぎる。
この人は東大法学部→司法試験合格→司法修習せずボスコン→経営者というなんだか黄金のルートを歩んでる人ではあるので、
「著者みたいになりたい!キラキラ!」と思ってる人はすぐさますべてを実行すればいいと思うけど、
そもそも、社内外に人脈作りまくって休日も上司や先輩と趣味で交流したい人なんて、一握りじゃないかと思う。
もっと、失敗談が載ってると、読む側のモチベーションも高まったと思うけど、やっぱ、コンサルはプライド高いよね(苦笑

あとは、社会人一年目の「おどおどしちゃう気持ち」を無視してるんだよね。
きっと、自分はおどおどしなかったんだろうな。
けど、大半の人が「わかっているけど、踏み出せない」じゃないかな。
そこに対する励ましが薄いどころか、「はじめが全て!」といいきっちゃってるので、
失敗しちゃったらもう終りなのかい!とむしろ凹むような気もします。

特にアイロニカルなのが、「本を速読するな」という“ポリシー”。
著者曰く『古典を読んで理解できなかったら、自分がばかだと思いなさい。新しく書かれた本を読んで理解できなかったら、作者がばかだと思いなさい』とのこと。
その通りだと思うので、当分は、こういう「ビジネス書」は読まないで、アダムスミスでも読もうかしら。笑