This is the day

レビューを書いて文章力をあげたいという甘い考えの産物です。

2017-01-01から1年間の記事一覧

『ユーミンが結婚した辺りから、日本では「処女のまま結婚する」という女性は激減していったのではないかと、私は思っています。』

ユーミンの罪 (講談社現代新書) 作者: 酒井順子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/11/15 メディア: 新書 この商品を含むブログ (24件) を見る ラジオの効果とは恐ろしいものだ。 たくさんのお気に入り曲を教えてくれる反面、耳馴染みの良くない流行曲も…

『私たち消費者にはちょっと懐の痛い話です』

激安食品の落とし穴 作者: 山本謙治 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版 発売日: 2015/10/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「私たち消費者」というフレーズを耳にするたびに、それをいうあなたは年収いくらでどんな食生活をしていて、…

男性を生物学的に子どものワクチンの日程などについていけない、哀れだけれども愛すべき生き物として見る

どうも、訳書のハウツー本は、好きになれない。 訳している人が、訳する側の言語(フランス語なり英語なり)に精通しているからか、その言語のニュアンスを無理やり訳そうとして、何が言いたいかわからない文章になりがちだと思う。 一時期、電車の車内広告…

「日本スゴイ」のディストピア: 戦時下自画自賛の系譜

「日本スゴイ」のディストピア: 戦時下自画自賛の系譜 作者: 早川タダノリ 出版社/メーカー: 青弓社 発売日: 2016/06/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 妊娠中、助産師たちが「安産のため」の「日本の伝統的なやり方」としてレクチャ…

結婚と家族のこれからー共働き社会の限界

結婚と家族のこれから 共働き社会の限界 (光文社新書) 作者: 筒井淳也 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2016/06/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (10件) を見る 独身時代や、DINKS時代には、「会社を辞めようと思う」という話をすると、「転職する…

中央銀行は持ちこたえられるか ──忍び寄る「経済敗戦」の足音

中央銀行は持ちこたえられるか ──忍び寄る「経済敗戦」の足音 (集英社新書) 作者: 河村小百合 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/11/17 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 義父様に勧められて正月に一気に読んだ新書。 政権批判ではあるが、そ…