チームバチスタの栄光
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2006/02/04
- メディア: 単行本
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医療の話、というよりも、人間心理を上手くついた話の舞台が医療現場、という感じ。
やはり、医療というのは、人の「真の姿」に近づきやすい場所なんじゃないかと感じました。
特に、最後の方の問答は面白い。
「医療」とはなにか
「人を生かす」ということはなにか
「医師」の目標はなにか
そういったことを1つ1つ考えていくと、
実は、今ある答えも一過性のもので、
これからじっくり、ずっと考えていかなきゃ行けないんだ、と思わされます。
医術は確かに医者しかできないけど、「医療とはなにか」ということは
医師以外も考えられるし、
むしろそれは医師以外の、「患者」が考えるべきことであるとも思う。
あとね、前半はゆったりしてたけど、後半の白鳥さんがでてくるあたりから、
ジェットコースターのようにだああああああああってかけ落ちる感じが、すごく良かった♪
あっという間に読んじゃいました♪